歯茎の再生治療の流れ

歯茎の再生治療は下がってしまった歯茎を元に戻すのですが、処置の流れは皆さん共通ですのでご説明します.

  1. 歯茎の検査
  2. 歯石取り
  3. 歯茎の再生処置
  4. 消毒1回目
  5. 消毒2回目
  6. 消毒3回目
  7. メンテナンス1回目
  8. 定期的なメンテナンスへ
  9. 必要なら2ヶ月後、歯茎の修正
  10. 必要なら3ヶ月後再度、歯茎の再生処置

歯石を取る必要がある場合について

かかりつけの先生がいらっしゃる場合は、歯茎の再生治療前に歯茎の腫れている場合は、まず歯茎の腫れを引くまで歯石を取って来ていただいております。当院でも歯茎の腫れがある場合は歯石をお取りして、オペ前に歯茎が引き締まるのを待つ必要があります。

歯茎の腫れ
歯茎が腫れている状態

歯茎再生前に歯茎の周りに付着している歯石をお取りして歯茎を引き締める必要がある状態.

この状態では、歯茎の再生を行えませんので、歯石をお取りして、歯茎を引き締めます.

歯茎再生前に数回の歯茎の治療が必要になります.

歯茎の再生治療を受ける時の注意

特に通常の歯科治療と注意点は変わりませんが、治療後に血圧の上がることは避けていただいております。運動、飲酒、お風呂に長く浸かる、などの行為は処置部位からの出血につながる可能性がありますので避けてください。

また、しばらくは天ぷら、唐揚げなど尖った食品は避けていただいております。これも歯茎に刺さって出血の原因になる可能性がありますので、食べないようご注意戴いております。

消毒にご来院の必要性

歯茎再生オペ
オペ後2週間の歯茎の状態

歯茎再生後から1ヶ月は歯茎がまだ完全に固まっていませんので、歯ブラシをすると削れてしまいます.歯ブラシをせずにうがいのみとしていただいております.

清潔を保つために2週4週目にクリーニングを行いきれいに歯についた汚れをお取りします.

 

1ヶ月間はご自身では決して磨かないようにしてください。

オペ後はこちらの指示が出るまでは磨かないでください.汚れてしまっても病院の方で消毒します.

歯ぐきの再生後に歯磨きをしないでください.

再生した歯茎が下がってしまう事がありますのでご注意ください.汚れがついていても気にしないでください.

歯茎の退縮治療前
歯茎の退縮治療前

治療前はしっかりと磨いてください.歯茎が腫れてしまっていると炎症を起こしてしまうかもしれません.

歯ぐきの再生後1週間
歯ぐきの再生後1週間

お写真のくらい、汚れてしまっていても磨かないでください.こちらの方でしっかりと消毒をいたします.


お問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)

0120−25−1839



歯茎の再生の流れに関するBlog

歯茎再生の術後の状態とは 

歯茎の再生治療は外科的な方法ですので、皮膚の色が周りとちがうのではないかとか、傷跡が残るのでないかなど心配される方もいらっしゃいます。

 

たしかに、昔の移植ややけどなどで皮膚の移植をしたりするとアニメのブラックジャックのように皮膚の色がつぎはぎのようになってしまったりしました。

 

そのため、傷跡が残ってしまうことをイメージされる方もいらっしゃるのですが、その心配はありません。

 

治療方法にもよりますが、当院では治療直後から傷跡がそれほど目立た無い状態になるような治療方法を選択しておりますので、大丈夫です。

 

歯茎の再生治療後1か月もすると歯茎の状態がかなり安定してきます。

 

この時期から歯間ブラシはできませんが、柔らかい歯ブラシで磨き始めていただきます。

 

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歯茎の再生治療後の腫れはどの程度?

歯茎の再生治療後の状態を想像して心配になる方へ

 

歯茎の再生治療後の歯茎の状態の変化についてご説明いたします。

 

歯茎の再生治療後その日はまだ移植した皮膚や切った皮膚は完全にくっついていない状態となります。引っ張れば取れる状態です。1日すると出血していた状態も落ち着き、だんだんと皮膚がくっつき始めます。歯茎は腫れた状態となります。2~3日腫れる状態となることが多いです。人によっては1週間ほど腫れていると感じられることもあります。

 

1週間もすると移植した皮膚と元あった皮膚はくっついて引っ張っても離れない状態となります。ただ、まだ弱い皮膚ですので歯ブラシなどでこすることは厳禁です。

 

2週間もするとかなりなじんで皮膚が同化してきます。少し腫れている場合もありますが、かなり安定した状態となります。

1か月するとかなり皮膚も強くなり、安定しますので柔らかい歯ブラシでこすっても大丈夫になります。

 

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差し歯の歯茎が下がった場合、審美歯科と歯ぐきの再生で見た目を改善します。

歯茎の下がってしまった時の審美歯科治療があります。

 

審美歯科治療で歯の形や大きさをきれいにしたいとお考えの方はまず、歯茎の位置をご確認ください。歯茎が下がって長くなってしまっている場合は、歯茎の位置を回復させたり、短くしたりして歯茎の位置を調整する必要があります.

 

特に歯周病の方の審美歯科治療は歯ぐきの再生を含めて行う事で長い差し歯などにならないように長さを調整する事が可能になります.

 

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歯茎が下がってしまうと差し歯の見た目が悪くなります。こんな時の解決法

差し歯の歯茎が下がってしまって見た目が悪くなってしまっていませんか?

 

ご注意いただきたいのは、差し歯の歯茎が下がってしまったり、差し歯の歯茎が黒くなってしまった場合、差し歯の内部に虫歯が進行してしまっている場合もあります。

 

それから、見た目の問題としては、歯茎が下がった状態のままで差し歯の治療を行うと長い歯になってしまうことがあります。

 

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歯茎の再生後の腫れは1ヶ月程で落ち着きます.

歯ぐきの再生後の腫れはそれほど長い期間ではありません,通常1週間程で落ち着きます.

 

ただ、落ち着いて安定してくるには1ヶ月程期間がかかります.1ヶ月ほどすると歯茎が丈夫になってきます。

 

また、完全に歯茎が落ち着くまで3か月ほどお時間がかかります。

 

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