歯周病の痛みについて

歯周病は基本的に痛みがないまま慢性的に進行します。重度の歯周病に掛かってしまって歯が抜けそうになっていてもお痛みを感じることが少ないのが歯周病の痛みの特徴とも言えます。

歯茎から出血しても痛みが出ない場合がほとんどです。(そのため、痛くないから放置して悪くなってしまうという問題も起こりやすいのが歯周病でもありますが・・・)

 ただ、歯周病が急性症状を起こした場合、痛みが出ます。痛みは、脈打つような感じで、鋭くなく鈍いような感じの痛みになります。痛みどめを飲めば落ち着きます。

 もちろん応急的に痛みどめを飲んで痛みを取っただけでは歯周病が治るわけではないので、原因の細菌を除去しないと痛みは繰り返します。


歯周病の痛みは歯茎が引き締まってきたときにおこりやすいです。

歯周病の治療で、歯石をお取りした後しばらくすると歯茎が引き締まってきます。歯茎が引き締まって来た状態で、歯茎の中の歯石が残っていると痛み止めが効きにくい痛みが出ます。

 これは、歯茎の内部の炎症や膿の出場所がなくなり内部で圧が高まるからです。

 歯茎が引き締まってきたら、早めに歯周外科治療を行い、完全に歯石をお取りする必要があります。歯石をお取りした後はすぐにお痛みはなくなります。

歯茎の中の歯石を完全に取るには歯周外科治療が必要です。

歯茎の内部の歯石を麻酔などをして歯茎の上からとっても完全に取りきれず、一部残ったままになります。歯茎は引き締まりますので、先ほどご説明したように引き締まった歯茎の内側に炎症が起こり非常に痛みが出てしまう原因になります。

歯茎の内部の歯石を完全に取り除くには歯茎を開いて完全に見える状態にして歯石を取ります。この方法を歯周外科治療と言っております。

歯周外科治療に関しましては別のページに詳しい内容を記載させていただいておりますので、下記のリンクページをクリックしてご覧ください。

歯周外科のページ

お問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

JR神田駅北口より徒歩1分 

0120−25−1839

メモ: * は入力必須項目です


よくあるご質問

 

歯周病の痛みについて

Q. 歯周病は、進行すると痛みが出ますか?

A. 歯周病は、かなり進行していても痛みが出にくい病気です。そのため、痛みがないまま歯を支える骨が減っていることがあります。

歯周病は、歯茎や歯を支える骨に慢性的な炎症が起こる病気です。

虫歯のように強い痛みが出るとは限らず、ゆっくりと進行することが多いため、歯が大きく揺れる状態になっても痛みをほとんど感じない場合があります。

初期から中等度の歯周病では、

  • 歯磨きの際に血が出る

  • 歯茎が赤く腫れる

  • 口臭が気になる

  • 朝起きたときに口の中がねばつく

  • 歯茎が下がる

  • 歯と歯の間に食べ物が詰まる

といった症状がみられますが、強い痛みがないことも少なくありません。

そのため、

「痛くないので問題ない」

「出血するだけなので様子を見よう」

と放置している間に、歯を支える骨が減ってしまうことがあります。

歯周病では、痛みの有無だけで進行度を判断することはできません。

歯茎からの出血や腫れ、口臭、歯の揺れなどがある場合は、痛みがなくても歯周病検査を受けることが大切です。


Q. 歯周病でも急に強い痛みが出ることはありますか?

A. はい。歯周病の炎症が急激に悪化し、歯茎の中に膿がたまると、脈打つような鈍い痛みが出ることがあります。

慢性的に進行する歯周病でも、細菌感染が急に強くなると、急性症状を起こす場合があります。

この状態では、

  • 歯茎が大きく腫れる

  • 脈打つように痛む

  • 噛むと痛い

  • 歯が浮いたように感じる

  • 歯茎から膿が出る

  • 顔が腫れる

  • 歯の揺れが急に強くなる

  • 発熱やだるさが出る

ことがあります。

歯周病の急性症状による痛みは、鋭く刺すような痛みというよりも、重く鈍い痛みや、ズキズキと脈打つような痛みとして感じることがあります。

痛み止めを服用すると一時的に落ち着く場合がありますが、痛みの原因となっている細菌や膿、歯石がなくなるわけではありません。

そのままにすると、痛みや腫れを繰り返す可能性があります。

急に歯茎が腫れた場合は、痛み止めだけで様子を見ず、早めに歯科医院を受診してください。


Q. 痛み止めを飲めば、歯周病の痛みは治りますか?

A. 痛みを一時的に和らげることはできますが、歯周病そのものを治すことはできません。

痛み止めには、炎症による痛みを抑える作用があります。

しかし、歯周病の原因となっている、

  • 歯垢

  • 歯石

  • 歯周ポケット内の細菌

  • 噛み合わせによる負担

などは残ったままです。

そのため、薬の効果が切れると再び痛みが出たり、腫れを繰り返したりすることがあります。

歯周病による急性症状がある場合は、状態に応じて、

  • 歯周ポケット内の洗浄

  • 膿を外へ出す処置

  • 歯石の除去

  • 噛み合わせの調整

  • 抗菌薬の使用

  • 保存が難しい歯の抜歯

などを行います。

抗菌薬や痛み止めが必要になることもありますが、薬だけで歯周病の原因を完全に取り除くことはできません。

痛みを繰り返さないためには、症状が落ち着いた後に、歯周病の詳しい検査と根本的な治療を行うことが重要です。


Q. 歯石を取った後に、歯茎が痛くなることはありますか?

A. 治療後に一時的なしみや違和感が出ることはあります。また、深い部分に歯石や炎症が残っていると、歯茎が引き締まる過程で痛みが出る場合があります。

歯石を除去して歯茎の炎症が改善すると、腫れていた歯茎が引き締まってきます。

このとき、

  • 歯根が露出して冷たいものがしみる

  • 歯茎に軽い違和感がある

  • 歯磨きの際に敏感に感じる

ことがあります。

これらは治療後にみられることのある一時的な症状です。

一方、深い歯周ポケットの中に歯石や感染した組織が残っていると、歯茎の表面が引き締まっても、内部の炎症が続くことがあります。

歯茎の中に膿がたまり、外へ出にくくなると、内部の圧力が高まり、

  • 強い鈍痛

  • 噛んだときの痛み

  • 歯が浮くような感覚

  • 歯茎の腫れ

  • 膿が出る

といった症状が起こることがあります。

ただし、歯石を取った後の痛みが、すべて歯石の取り残しによるものとは限りません。

歯の神経の炎症、歯根のひび、噛み合わせの負担などが原因の場合もあります。

治療後に強い痛みや腫れが続く場合は、自己判断せず、再度検査を受けることが必要です。


Q. 歯茎の中の歯石を取るために、歯周外科治療が必要になることはありますか?

A. 深い歯周ポケットに歯石や炎症が残り、通常の方法では十分に取り除けない場合は、歯周外科治療を検討することがあります。

歯周病が進行すると、歯石が歯茎の深い部分や歯根の表面へ付着します。

歯茎の上から専用の器具を入れて歯石を除去しますが、歯周ポケットが深い場合や歯根の形が複雑な場合は、すべての歯石を確認しながら取り除くことが難しい場合があります。

歯周基本治療を行った後も、

  • 深い歯周ポケットが残る

  • 歯茎からの出血が続く

  • 膿が出る

  • 腫れや痛みを繰り返す

  • 歯石が残っている可能性がある

  • 骨の形が不規則になっている

場合は、歯周外科治療を検討します。

歯周外科治療では、局所麻酔を行い、歯茎を一時的に開きます。

歯根や骨の状態を直接確認しながら、

  • 深い部分の歯石を除去する

  • 感染した組織を取り除く

  • 歯根の表面を清掃する

  • 必要に応じて骨の形を整える

  • 歯周組織再生治療を行う

ことがあります。

歯石や炎症の原因を取り除くことで、歯茎の腫れや痛みの改善を目指します。

ただし、歯周ポケットが深いからといって、必ず外科治療が必要になるわけではありません。

歯周基本治療後の再検査で、

  • 歯周ポケットの深さ

  • 出血や膿の有無

  • 骨の状態

  • 歯の揺れ

  • 歯石の残り方

  • 歯を残せる可能性

  • 全身状態

を確認して判断します。

歯周外科治療の主な注意点

歯周外科治療には、次のようなリスクがあります。

  • 術後の痛みや腫れ

  • 出血や内出血

  • 感染

  • 歯茎が下がって歯が長く見える

  • 歯根が露出してしみる

  • 歯と歯の隙間が広く見える

  • 希望する状態まで改善しない

  • 歯の保存が難しくなる場合がある

神田ふくしま歯科では、

  • 歯周ポケット

  • 歯茎の出血や膿

  • 歯石の付着

  • 歯を支える骨

  • 歯の揺れ

  • 噛み合わせ

  • 痛みの原因

を確認し、歯石除去、歯周外科治療、再生治療などから必要な方法をご説明します。

「歯茎が腫れてズキズキ痛む」

「痛み止めを飲んでも繰り返す」

「歯石を取った後に強い痛みが出た」

「歯茎から膿が出る」

「深い歯周ポケットがあると言われた」

「歯周外科治療が必要か知りたい」

このような症状がある方は、早めにご相談ください。


歯周病の痛みについてのまとめ

歯周病は、痛みが少ないまま慢性的に進行することが多い病気です。

歯茎から出血していたり、歯を支える骨が減っていたりしても、痛みをほとんど感じない場合があります。

そのため、痛みがないからといって、歯周病が軽いとは限りません。

一方、歯周病の感染が急激に悪化し、歯茎の中に膿がたまると、

  • 脈打つような鈍い痛み

  • 歯茎の腫れ

  • 噛んだときの痛み

  • 歯が浮くような感覚

  • 顔の腫れ

などが起こることがあります。

痛み止めで一時的に症状が落ち着いても、歯垢や歯石、膿などの原因が残っていれば、再び痛みが出る可能性があります。

また、歯石除去後に歯茎が引き締まる過程で、深い部分に歯石や炎症が残っていると、痛みや腫れが起こる場合があります。

深い歯周ポケットに歯石が残り、通常の歯石除去だけでは十分に改善しない場合は、歯茎を開いて歯根を直接確認する歯周外科治療を検討します。

ただし、治療後の痛みには、知覚過敏、歯の神経の炎症、歯根のひび、噛み合わせなどが関係している場合もあります。

強い痛みや腫れがあるときは、自己判断で薬だけを使用せず、原因を確認することが大切です。

神田ふくしま歯科では、痛みのある部分だけでなく、歯周ポケット、歯石、骨、歯の揺れ、噛み合わせまで検査し、症状と歯周病の進行度に合わせた治療をご提案しています。

神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分
0120-25-1839
03-3251-3921


関連ページのリンク