歯茎の再生治療後の歯茎の腫れや痛みについて

歯茎の再生治療後の歯茎は通常、数日間の腫れで済みます。

ただ、歯茎の下がり具合が大きい方や、広範囲に歯茎の再生治療をされた方は1週間ほど腫れが残ってしまうこともあります。

また、通常はほとんどのケースで痛み止めは必要ありません。

皮膚を取ってきた部分は、

歯茎の再生治療後の注意 1週間で歯茎の腫れはほぼ引きます。

歯茎の再生治療を行った後、歯茎の腫れはどれくらいの期間続くのかというご質問をいただくことがあります。

歯茎の再生治療後、歯茎の部分が腫れた感じになります。歯茎の再生治療を行う範囲が多ければ多いほど腫れた感じが大きくなります。ただ、広範囲に処置を行っても約1週間でほぼ腫れた感じは治ります。

また、大きく歯茎が下がってしまっている場合、特に歯茎の粘膜の部分まで歯茎が下がってしまっている場合は歯茎の腫れが出やすくなります。

前歯2本の歯茎の再生治療前の状態
前歯2本の歯茎の再生治療前の状態

前歯2本の歯茎の再生治療前の状態です。歯並びが飛び出しているのも影響して歯の根っこの周囲の骨や歯茎が非常に薄い感じになっています。

 

お写真のように、歯の粘膜まで大きく歯茎が下がってしまっている場合は、歯茎を移動させる量が大きくなりますので、歯茎の腫れが大きくなります。

 

歯茎の再生治療後1週後の状態
歯茎の再生治療後1週後の状態

歯茎の再生治療後1週後の状態。歯茎の赤みはまだ残っていますが、腫れはほぼ落ち着いています。

 

歯茎の内部では、歯茎の再生が活発に行われています。歯茎が赤いのは歯茎の再生の材料を運ぶ毛細血管ができていることですので、良いことです。

 

歯茎の再生治療の流れのページ


~歯茎の再生治療の注意~

 

お写真や治療法のご説明の内容を掲載する際には、料金や治療のリスクを表示することになっております。治療を検討される際には、注意も合わせてご確認ください。

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。また、術後は歯ブラシができないため、病院で消毒・クリーニングを行います。消毒も保険外となりますので、1回の消毒・クリーニングに¥5,500(税込)の費用がかかります。通常4回の消毒にお越しいただいております。

 

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

n  歯茎の再生治療のリスクと対策

歯茎の再生治療は外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、術後に腫れや痛みが出ることがあります。そのため、当院では、出血予防止血対策にに止血用マウスピースをお渡ししております。また、術後の注意を守っていただいております。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。当院では、審美的な回復のための方法も行っておりますので併せて紹介しております。

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歯茎の再生治療後のお食事について

歯茎の再生治療後に一番問題になるのが、歯茎からの出血です。出血しないようにするために、お食事の注意事項を守っていただいております。

 

皮膚を採取した場所の皮膚は糸で縫っておりますが、皮膚は1か月ほど弱い状態となっております。歯ブラシでこすったり、尖ったお食事が当たったりすることで、傷口が開いてしまったり、毛細血管を痛めたりして出血してしまう事があります。

 

歯ブラシをしたり、尖った物をかまないでいただければ大丈夫です.尖ったものは、固くなくても尖ったものは避けてください。例えば、固焼きそばやポテトチップス、天ぷらなども避けてください。

 

通常の血圧の上がるような運動、アルコールの摂取などは、1日控えていただければ、通常の方は、出血を心配される必要はないでしょう。

 

歯茎の再生治療の流れに関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいておりますのでクリックしてご覧ください。

 

歯茎の再生治療の流れのページ

 

 

また、歯周病の際に行う骨の再生治療に関しても同じようにお食事を注意して頂いております。特に骨の再生治療を行う場合,初期の歯茎の状態が治療の結果を左右してしまいますので,再生治療を行った歯茎を痛めないように気をつけて頂いております。

 

歯周病の治療に関してご興味のある方は下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。

 

歯周病のページ


 

お問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上  JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です)

03−3251−3921

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歯茎の再生後の歯茎の状態とは

歯茎の再生治療後に歯茎はどのように変化していくのか気になる方も多いようです。

今回、歯茎の再生治療後の歯茎について簡単にご説明します。

また、歯茎の再生治療後の歯ブラシにつきましては下記のページをご覧ください。

歯茎の再生治療後の歯ブラシ

歯ぐきの再生治療
歯ぐきの再生治療

通常、歯ぐきの再生治療後2週間程でお写真のような歯茎の状態になります.

 

歯ぐきの腫れはだいぶ落ち着いてきます.

 

歯ぐきの再生治療は通常比較的腫れが少ないのですので、お仕事などを休む必要はないようです。

 

また、お食事は尖ったもの以外は普通に召し上がって頂いて大丈夫です.

 

歯茎の再生治療の流れ


本日のブログまとめ

「歯茎の再生治療を受けた後、どのくらいで落ち着くのかな?」
「治療後の生活が不安…仕事や食事は問題ないかな?」

 

このような疑問や不安を抱えている方も多いかと思います。


実際、神田ふくしま歯科で歯茎の再生治療を受けられた患者さまの多くは、治療から約2週間が経つと歯茎の状態が徐々に安定し、落ち着いた状態になってきます。

 

歯茎の再生治療は、治療する歯茎の範囲や下がり具合にもよりますが、通常は腫れや痛みなどが少なく、術後もそれほど気にならず、普段どおりの日常生活を送っていただけます。そのため、お仕事や日常の活動をお休みいただく必要もほとんどありません。

 

また、お食事に関しても、歯茎を傷つけるような尖ったものや、挟まりやすい食べ物を避けていただければ、基本的には通常どおり召し上がっていただいて問題ありません。

 

治療後の経過が順調であれば、約1ヶ月ほどで徐々に完全に普段通りの生活を送っていただけるようになります。

 

「歯茎の状態が順調に回復しているか気になる…」
「日常生活の注意点についてもっと詳しく知りたい…」

 

 

そのようなご心配がございましたら、どんな小さなことでもご遠慮なく神田ふくしま歯科にご相談ください。経験豊富なドクターが丁寧に対応し、あなたの不安を解消いたします。

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歯茎の再生治療後の方への注意。白い皮膚が見えても大丈夫ですので触らないようにしましょう

歯茎の再生治療後に色々と予想をしなかったことが起こって心配になってしまう方もいらっしゃいます。

 

お電話でのお問い合わせがあったケースのご紹介です。

 

移植後に白いのが歯茎から見えてしまっているけど大丈夫か?というお問い合わせがありました。おそらく下の写真のような白いものが見えてしまっているのだと思います。

 

結論的に大丈夫です。


歯茎の再生治療後の歯茎の状態

歯茎再生
歯茎再生

治療後1週間のお写真です。歯茎の一部が露出して見えてしまっています。

 

このケースのように、直後に糸がほどけて白く見える移植した皮膚が気になってしまうことがありますが、気にしないでください。1週ほどで見えなくなります。

歯茎再生
歯茎再生

その後の歯茎の状態。上のお写真の1ヶ月後の状態です。

 

上の写真の白い皮膚は歯茎に覆われて見えなくなりました。このケースのように歯茎が一部露出しても一時的なものです。

 

歯茎の再生治療の流れのページ

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生活の知恵。歯肉の再生とは。ケースの紹介

 

 「歯磨きをしているときにふと鏡を見て、『あれ、歯茎が痩せてきた気がする』と感じたことはありませんか?」

 

歯茎が痩せてしまうことは、実は珍しいことではありません。年齢や歯周病、過度なブラッシングなど、さまざまな理由で歯茎が後退してしまうことがあります。歯茎が下がると、歯が長く見えてしまったり、歯の根元が露出して知覚過敏や虫歯のリスクが高まったりすることもあります。

 

神田ふくしま歯科には、「歯茎の痩せが気になるけれど、どうすれば元に戻るのか分からない」とお悩みの方が多く来院されます。そんな方々におすすめしているのが、『歯茎の再生治療』です。

 

歯茎の再生治療とは、痩せてしまった歯茎を元の健康な状態に回復させる治療法です。当院では、経験豊富なドクターが丁寧に診断を行い、一人ひとりの状態に最適な再生治療を提供しています。

 

今回は、実際に当院で行った歯茎再生治療の症例をご紹介します。歯茎が痩せてしまった患者さまも、治療後はしっかりと歯茎が回復し、自然で健康的な口元を取り戻されました。


歯肉を歯茎の再生治療で回復したケース

歯茎の退縮
歯茎の退縮

歯肉が痩せて下がることで、歯が長くなってしまった場合の治療例の紹介です.

 

歯肉が下がってしまい、レジンというプラスティックで歯肉のしみる部分を覆っていますが、見た目の問題がある事と、今後さらに歯肉が下がってしまう心配があります.

 

これは、歯茎の厚みが薄いことと、不用意な歯ブラシが影響していることが多いです。歯茎の厚みに関しましては、遺伝的なものでどうしようもないということもありますが、歯ブラシに関しましては、すぐにでも確認された方が良いっでしょう。

 

長時間の歯ブラシや力が入ってしまっている歯ブラシは歯茎が下がるリスクになりますので、ご注意ください。

歯茎の退縮
歯茎の退縮の治療

上下前歯の歯肉の再生治療を行っています.

オペから1ヶ月の状態です。歯磨きをしないでいただいていますので、歯肉が腫れていますが,クリーニングは病院の方で行いますので、歯磨きをしなくて大丈夫です.

歯肉が回復して歯の長さがほぼそろっています.

必要であれば再度歯肉の再生治療を行う事も可能です.

 

歯肉の再生のページ

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