歯茎が下がりやすい方、下がりにくい方がいらっしゃいます。
あなたがもし歯茎がすごく下がってしまっている場合は、よく歯茎を見てみてください。歯茎の下によく見ると赤い毛細血管が透けて見えるような場合は、非常に歯茎が薄く、歯茎が下がりやすいとお考えください。
歯茎が薄い方は、歯茎が下がらないように気をつけて歯ブラシ等を行う必要があります。ゴシゴシ歯ブラシをして歯茎を傷つけてしまうとすぐに歯茎が下がってしまうと考えてください。
また、歯茎の厚みに関しては、ご自身でコントロールすることができない、遺伝的なものと考えられております。そのため、歯茎の薄い方で歯茎が下がってしまった方は歯茎の再生治療などで歯茎の位置を元に戻すのに加えて歯茎の厚みを増して将来的に歯茎が下がらないようにすることが重要になります。
歯茎は一度下がってしまうと自然にはほぼ回復しませんので、現状以上に下がる前に歯茎の再生治療をお早めにされることが望ましいと思います。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。歯を抜いてインプラントにする料金よりはだいぶお安い料金となりますが、費用はかかります。料金のページをご覧ください。
歯茎の再生治療の料金のページ
また、歯茎の下りやすさを分類したメイナードの分類というものがありますので、ご参考になさってください。
お写真のように、歯茎の中の血管が透けて模様のように見えている場合や、歯の根っこと思われるふくらみが歯茎の上から見える場合は歯茎が下がりやすいと考えられます。
あなたの歯茎が退縮しやすいかどうかを知っておけば、歯茎の退縮の予防がしやすくなります。
知覚過敏を起こしやすい方などは歯茎が退縮しやすいので強く歯ブラシで歯茎をこすったりしないよう気を付けた方が良いでしょう。
歯茎の退縮ですが、歯の周りの環境によって進行が変わります。歯を支えているあごの骨や、歯茎の厚みは、遺伝や歯並びなどによって決まっています。
骨や歯茎の厚みによって歯茎の退縮しやすさが変わります。
それを分類したのがメイナードの分類です。
メイナードは歯茎と骨を4つのタイプに分けています。
タイプ1:骨と付着歯肉(歯茎)が厚い
タイプ2:骨は厚いが付着歯肉は薄い
タイプ3:骨は薄いが付着歯肉は厚い
タイプ4:骨も付着歯肉も薄い
となっており、歯肉退縮の診断は
タイプ1は歯肉退縮は起こらない
タイプ2・3は起こりにくい
タイプ4は起こりやすい
となっています。
特に日本人の方の下の前歯や犬歯はタイプ4のことが多いので歯茎の退縮が起こりやすいものと思われます。
歯周病は感染性のものと感染してないものがあります。歯茎が下がってしまう場合の歯周病も感染している場合としてない場合があります。
今回は、歯周病の感染が起こって骨が吸収してしまった場合の治療法をご紹介いたします。
まず、歯周病で細菌が感染してしまうと歯茎の中の骨が炎症のために吸収してしまいます。このため、歯周病で歯茎が下がってしまった場合、中の骨を再生させることが必要になります。
歯茎の内部の骨が吸収してしまうと治療がたいへんになりますし、ご自身でもしっかりと磨けるように歯ブラシの練習をしていただくことになります。通常の歯ブラシに加えて歯間ブラシや糸ようじなども使用して歯周病の周囲の歯茎の炎症を引かせます。
歯茎の炎症が引いた状態になった後に、歯茎の内部の歯石を取りますが、深い部分にまで骨の吸収が起こってしまった場合は、歯茎の上から歯石を取るだけでは不十分で、歯周外科処置を行います。歯周外科では、歯茎をめくってしっかりと目で見える状態にしたうえで歯石をきれいに取り除きます。歯茎をめくらない状態で歯石をお取りしても一部取り残してしまい歯周病が再発したり、治らない戸言うこともよく起こります。
また、骨の吸収が大きい場合、希望される方は骨を再生させるために骨の再生の材料を歯茎の内部に入れます。
歯周病の処置が終わった後もご自身で歯茎が腫れないようにしっかりとお掃除していただくことに加えて3か月に1度ほどメンテナンスにご来院いただくようにしていただいております。
歯周病でも感染がないと歯茎が下がってしまった場合皮膚の移植を伴う歯茎の再生法で歯茎をもとの位置に戻すことができます。歯に汚れがついている場合は簡単なお掃除をしてから歯茎の再生を行います。
近年、歯周病の炎症に関しましては、細菌検査にて確認させていただいております。実際に歯周病の原因菌がいる場合は歯周病の処置を行ってから歯茎の再生治療を行います。
歯茎の再生治療に関して詳しい内容を下記のリンクページに記載させていただいております。必要のある方はクリックしてご覧ください。
歯ぐきの再生のページ
歯茎の再生治療を希望される方はただいま無料カウンセリングを行っております。無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積りのお渡しをいたします。無料カウンセリングは御予約制となっております。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)
0120−25−1839
03-3251-3921
~歯茎の再生治療の注意~
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません
歯茎が痩せてしまう事があります。
歯肉を回復させて痩せてしまった歯茎を回復させる治療方法に歯茎の再生治療があります。今回は、歯肉の回復させたケースをご紹介いたします。
歯肉が痩せて下がることで、歯が長くなってしまった場合の治療例の紹介です.
歯肉が下がってしまい、レジンというプラスティックで歯肉のしみる部分を覆っていますが、見た目の問題がある事と、今後さらに歯肉が下がってしまう心配があります.
これは、歯茎の厚みが薄いことと、不用意な歯ブラシが影響していることが多いです。歯茎の厚みに関しましては、遺伝的なものでどうしようもないということもありますが、歯ブラシに関しましては、すぐにでも確認された方が良いっでしょう。
長時間の歯ブラシや力が入ってしまっている歯ブラシは歯茎が下がるリスクになりますので、ご注意ください。
上下前歯の歯肉の再生治療を行っています.
オペから1ヶ月の状態です。歯磨きをしないでいただいていますので、歯肉が腫れていますが,クリーニングは病院の方で行いますので、歯磨きをしなくて大丈夫です.
歯肉が回復して歯の長さがほぼそろっています.
必要であれば再度歯肉の再生治療を行う事も可能です.
歯肉の再生のページ
歯茎が下がった時はししゅうびょうがしんこうしてしまっているばあいもあります。
もし、あなたの歯茎が下がってしまっている場合、歯を支えている顎の骨に問題があるのかもしれません。歯周病などの炎症を起こしてしまっている場合、もともと遺伝的に薄い場合、矯正治療で顎の骨のない部分に歯を移動してしまった場合など、歯茎の下がる原因に顎の骨が影響しています。
つまり、歯茎の下がりやすさは歯を支えている骨の状態によります。
歯を支えている骨の厚みは通常のレントゲンではわかりませんので、3次元的に撮影できるCTを撮影します。骨の厚みを知ることで歯茎の下がりやすさが判断できます。
歯茎の再生治療前にあごの骨の状態を確認する事が必要です.骨が無い場合は、骨を再生させる事も考えます.CTを撮影する事で、歯茎をめくる前にあごの骨の状態を確認できます.歯茎が下がってしまっている方、あるいは矯正治療を行う方は歯の周囲を支える骨の厚みを確認してから対策を考えます.
歯周病の進行具合をしっかりと確認したい方は、まずは無料カウンセリングにお越し下さい。通常のレントゲンで吸収が確認された場合は歯科用CTにて精密に検査をする事をお勧めします。
歯周病治療に関して詳しく知りたい方は下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
歯周病治療の流れのページ
また、歯茎の再生治療を希望される方はただいま無料カウンセリングを行っておりますのでご利用ください。無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積りのお渡しをいたします。
無料カウンセリングは御予約制となっております。
通常、保険外診療を行っている歯科医院ではカウンセリング料が5千円〜高いところで10万円ほどの費用がかかります。当院では、なるべく多くの方に歯茎の再生治療を受けていただくため、気軽にカウンセリングを受けられるようカウンセリング料を無料とさせていただいております。(ただいま混雑しており先まで予約を取れない場合もございますので、なるべくお早めにご予約をお取りになることをお勧めしております。)
無料カウンセリングのお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)
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~CT撮影の注意~
CTの撮影は保険外診療となります。当院では、上下片側の撮影で5千5百円(税込)の料金をいただいております。
歯茎が下がってしまったのを放置した場合と歯茎の再生治療を行った場合のちがいは何でしょうか?というご質問をいただくことがあります。
一番のちがいは歯周病の予防ができるかどうかということです。
歯茎の再生治療をやら無い下がってしまった歯茎の多くは非常に薄い歯茎で、内部の歯を支える骨も薄いため、一旦下がってしまった歯茎が月日とともにさらに下がって歯茎や骨がなくなってしまいます。
再生治療を行った歯茎は厚みができるため、将来的に歯茎が下がりにくくなります。また、失われた一部骨や歯を支えるコラーゲンなども回復しますので、歯周病の進行を逆に戻すことができます。
特に、上の写真のように、下がった歯茎の位置が粘膜と呼ばれる赤い歯茎まで進んでしまっている場合は、歯茎の再生治療を行うことをお勧めしております。
歯茎の再生治療のページ
「歯茎が下がったまま放置していると、どうなるんでしょうか?」
そんなご質問を患者さまからいただくことがあります。歯茎が下がった状態をそのままにしておくと、何が起きるのでしょうか?そして、再生治療を行った場合にはどのような違いが生まれるのでしょうか?
大きな違いの一つは、歯周病を予防できるかどうかです。下がったままの歯茎は、とても薄く、内部の骨も脆弱です。そのため、時間が経つにつれてさらに歯茎が下がり、骨までもが失われてしまう可能性があります。特に、赤い粘膜部分にまで歯茎が下がってしまうと、歯を守るための構造が著しく弱くなります。
一方、歯茎の再生治療を行うとどうなるのでしょうか?再生治療では、歯茎に厚みを持たせることで、将来的に歯茎が下がりにくい状態を作ります。また、失われた骨や歯を支えるコラーゲンを部分的に回復させ、歯周病の進行を逆転させることが可能になります。厚みのある歯茎は、歯をしっかりと支え、健康的な状態を維持するための大切な役割を果たします。
特に歯茎の下がりが粘膜まで進行している場合、早めの再生治療をお勧めしています。この治療は、歯と歯茎の健康を守るだけでなく、見た目の美しさも取り戻す効果があります。
「放置するか、治療するか」――歯茎の未来を守る選択を、ぜひ一緒に考えていきましょう。当院では無料カウンセリングを行っております、お気軽にご連絡ください。
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歯茎の再生治療後の状態を想像して心配になる方へ
歯茎の再生治療後の歯茎の状態の変化についてご説明いたします。
歯茎の再生治療後その日はまだ移植した皮膚や切った皮膚は完全にくっついていない状態となります。引っ張れば取れる状態です。1日すると出血していた状態も落ち着き、だんだんと皮膚がくっつき始めます。歯茎は腫れた状態となります。2~3日腫れる状態となることが多いです。人によっては1週間ほど腫れていると感じられることもあります。ただ、歯茎の退縮量が多い場合は、腫れの大きさや期間が延びることが多いです。
1週間もすると移植した皮膚と元あった皮膚はくっついて引っ張っても離れない状態となります。ただ、まだ弱い皮膚ですので歯ブラシなどでこすることは厳禁です。
2週間もするとかなりなじんで皮膚が同化してきます。少し腫れている場合もありますが、かなり安定した状態となります。
1か月するとかなり皮膚も強くなり、安定しますので柔らかい歯ブラシでこすっても大丈夫になります。
歯茎が薄く、歯茎が下がってしまっています.下がった歯茎に知覚過敏予防にレジンというプラスティックが詰めてあります.歯茎再生を行って歯茎を回復させます.
歯茎が回復して上がった状態。まだ歯茎が腫れていますので歯ブラシをしないようにしていただいています.
1ヶ月もすると歯茎の腫れが落ち着きます。順調に歯茎再生が行われています.
歯肉を触ると歯肉が下がってしまう事もありますので、歯ブラシは全くしなくて大丈夫です。うがい薬で軽く濯いでください。
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昼休み
14:00~15:30(月曜日、火曜日、金曜日)
(水曜・木曜・土曜は時間変更のため、14:00~15:00)
休診日
日曜日、祝日
東京都杉並区立沓掛小学校卒業
東京学芸大学附属世田谷中学校卒業
平成5年3月東京学芸大学附属高校卒業
平成6年4月東京医科歯科大学歯学部入学
平成12年3月 東京医科歯科大学歯学部卒業
平成12年4月 歯科医師免許取得
平成12年4月−9月 東京医科歯科大学歯学部臨床研修医
平成12年9月−14年3月六本木河野歯科クリニック勤務
平成14年4月−24年4月銀座しらゆり歯科院長
平成24年5月−25年8月神田ふくしま歯科院長
開設管理者
平成25年9月より医療法人社団歯健会神田ふくしま歯科、理事長・開設管理者
医療法人社団歯健会