矯正治療中の歯茎の再生についての注意

矯正治療中の歯茎退縮ですが、よくあるご質問です。ご参考になさってください。可能であればご来院されることをお勧めしております。


Q.

矯正治療中の者です。

装置が上下についている状態ですが、診ていただくことは可能でしょうか。

左下の前歯、犬歯ら辺の歯茎を指で押すと少しですが出血します。歯石を取るなど掃除をしてもらったのですが、まだ出血があります。かかりつけの医師には「過度の圧力がかかっている可能性がある」と言われました。この部分だけ歯茎が下がってきており、とても気になって仕方がありません。歯茎再生も考えております。このような状況で、診ていただくことは可能でしょうか。

 

A.

矯正治療中の歯茎からの出血は、通常はブラシで磨けていないことが原因となります。矯正器具が邪魔をしてしっかりと磨けない場合は、小さい毛先の歯ブラシを使用していただくか、矯正用の糸ようじを使用していただいて細かく磨くことをお勧めしておりますが、いかがでしょうか。

 

また、矯正治療中の歯茎の下がりに関しましては、緊急の場合以外は矯正治療後に歯茎の再生治療を行います。

まずは現状を拝見いたします。

 


~歯茎の再生治療の注意~

 

お写真や治療法のご説明の内容を掲載する際には、料金や治療のリスクを表示することになっております。治療を検討される際には、注意も合わせてご確認ください。

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。また、術後は歯ブラシができないため、病院で消毒・クリーニングを行います。消毒も保険外となりますので、1回の消毒・クリーニングに¥5,500(税込)の費用がかかります。通常4回の消毒にお越しいただいております。

 

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

n  歯茎の再生治療のリスクと対策

歯茎の再生治療は外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、術後に腫れや痛みが出ることがあります。そのため、当院では、出血予防止血対策にに止血用マウスピースをお渡ししております。また、術後の注意を守っていただいております。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。当院では、審美的な回復のための方法も行っておりますので併せて紹介しております。


本日のブログまとめ

矯正治療中に歯茎が下がってしまうことについて、患者様からよくご質問をいただきます。

 

矯正治療中は、歯を動かすために歯茎が一時的に退縮しやすくなる場合があります。歯茎が下がると、見た目が気になるだけでなく、知覚過敏や虫歯・歯周病のリスクが高まるため、放置するのはおすすめできません。

 

もし矯正中に歯茎が下がり気になっている場合は、早めに専門的な診断を受けることが大切です。神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを実施しています。歯茎の状態を丁寧に確認したうえで、必要に応じて歯茎の再生治療(結合組織移植術)をご提案し、下がった歯茎を回復させることが可能です。

 

 

ご自身の歯茎の状態にご不安がある方は、お気軽に神田ふくしま歯科の無料カウンセリングにご来院ください。専門的なアドバイスで安心して矯正治療を進めることができます。

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