下の前歯の歯が黒く見えるのは歯茎が下がってしまったからかもしれません.

歯茎が黒くなった気がする、気になる。という方へ。

 

歯茎が下がると歯の根っこのセメント質という部分が露出するため、通常見える歯の部分のエナメル質とはちがい、少し黒く見えます。

 

人によっては、歯の根っこの色が褐色をしている場合もあり、そういった場合は審美的にも気になってしまうということがあります。


歯の根っこの褐色な部分が露出して黒く見える場合の治療ケース

下の前歯の歯茎の付け根の部分が黒く見える
下の前歯の歯茎の付け根の部分が黒く見える

お写真では、下の前歯の歯茎が黒く見えています。

 

一見、下の前歯の歯茎の付け根の部分が黒く見えるのは、歯の変色に見えますが,これは、歯の根っこが下がって露出したものです.

 

この方のように、歯の根っこのセメント質の部分が褐色をしている場合、歯茎が下がってしまうと、歯の根っこの褐色部分が露出して黒く見えます。

 

こういったケースでは、露出した歯茎を歯ぐきの再生治療で回復させる事で審美的にもよくすることが可能です.

歯茎再生
歯茎再生

お写真は歯茎の再生治療後の状態です。

 

露出していた褐色の歯の根っこは歯茎で覆われました。見えている部分は歯のエナメル質の部分ですので、通常の歯の色に見えます。

 

このケースでは特に、傷跡が残らないように歯ぐきの再生治療を行いました.変色した歯の根っこを覆う事で、黒く見えていた歯の見た目が自然にきれいになりました.

歯ぐきの再生治療は、単に歯茎を乗っけているだけでなく、失われた歯ぐきと歯の根っこの結合を再生させる治療法です.

 

歯ぐきの再生治療で見た目だけではなく、歯の寿命を長くします.

 

詳しくは歯ぐきの再生で歯周病予防 のページをご覧ください.

 

 


本日のブログまとめ


【歯茎の黒ずみが気になる方へ—原因と改善方法をご紹介します】

 

最近、「歯茎が黒っぽくなった気がする」「歯の根元が目立って気になる」と感じる方が増えています。あなたも鏡を見た際に、歯茎の色や歯の根元が以前より気になったことはありませんか?

 

【歯茎が黒く見える原因】

 

歯茎が後退すると、本来隠れているはずの歯の根元(セメント質)が露出してしまいます。セメント質はエナメル質よりも色が黒っぽく、これが原因で歯茎が下がった際に黒く見えることがあります。また、人によっては歯の根元が褐色を帯びている場合もあり、それがより目立つこともあります。

 

【歯茎の黒ずみ改善方法】

 

✅ 歯茎再生治療で下がった歯茎を回復

✅ 露出したセメント質を歯茎で覆い、自然な見た目に改善

✅ 知覚過敏の予防にも効果的

 

歯茎の黒ずみや露出は、歯茎再生治療で改善できます。自然で美しい歯茎ラインを取り戻すことが可能です。

 

 

神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが患者様一人ひとりの状態に合った最適な治療法をご提案します。歯茎の黒ずみや見た目でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


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~歯茎の再生治療の注意~

 

お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。このお写真のケースでは、下の前歯6本歯茎の再生治療を行い、15万4千円(税込み)かかりました。

 

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込み)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が一部吸収しているケースに関しては、部分的に露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯と歯の間の隙間がきになる場合は、隙間をダイレクトボンド法などで埋める治療を行います。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。