歯茎の再生治療後に一番問題になるのが、歯茎からの出血です。出血しないようにするために、お食事の注意事項を守っていただいております。
皮膚を採取した場所の皮膚は糸で縫っておりますが、皮膚は1か月ほど弱い状態となっております。歯ブラシでこすったり、尖ったお食事が当たったりすることで、傷口が開いてしまったり、毛細血管を痛めたりして出血してしまう事があります。
歯ブラシをしたり、尖った物をかまないでいただければ大丈夫です.尖ったものは、固くなくても尖ったものは避けてください。例えば、固焼きそばやポテトチップス、天ぷらなども避けてください。
通常の血圧の上がるような運動、アルコールの摂取などは、1日控えていただければ、通常の方は、出血を心配される必要はないでしょう。
歯茎の再生治療の流れに関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいておりますのでクリックしてご覧ください。
歯茎の再生治療の流れのページ
また、歯周病の際に行う骨の再生治療に関しても同じようにお食事を注意して頂いております。特に骨の再生治療を行う場合,初期の歯茎の状態が治療の結果を左右してしまいますので,再生治療を行った歯茎を痛めないように気をつけて頂いております。
歯周病の治療に関してご興味のある方は下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。
歯周病のページ
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『歯茎の再生治療後』に気をつけるべきポイントとは?
歯茎の再生治療を受けた後、一番注意していただきたいのは『歯茎からの出血』です。
治療後の出血を防ぐためには、お食事や日常生活でいくつか守っていただきたい注意点があります。
出血を防ぐためのポイント
歯茎の再生治療では、歯茎の皮膚を移植して縫合します。そのため、治療後の約1か月間は歯茎が非常にデリケートな状態となります。
この期間に、次のような行動は傷口を開いてしまったり、毛細血管を傷つけたりする恐れがあります。
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歯ブラシで強くこする
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強いうがいをする(ブクブクうがい)
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尖った食べ物が患部に当たる
特に、以下のような食べ物は控えてください。
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固焼きそば
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ポテトチップス
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天ぷらなど、『尖っている』食べ物
尖った形状のものは、治療後の歯茎には刺激が強いため、避けてください。
運動やアルコール摂取について
治療後、血圧が上がるような行動(激しい運動やアルコールの摂取)は、最低でも1日は控えていただくようお願いしています。
通常の健康状態の方であれば、こうした注意点をしっかりと守っていただければ、出血のリスクはほとんどありませんのでご安心ください。
神田ふくしま歯科では、歯茎の再生治療を数多く行っている経験豊富なドクターが無料でカウンセリングを行っています。
治療後の回復をスムーズに進めるためにも、気になる点はお気軽にご相談くださいね。
~歯茎の再生治療の注意~
お写真や治療法のご説明の内容を掲載する際には、料金や治療のリスクを表示することになっております。治療を検討される際には、注意も合わせてご確認ください。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。