歯茎の再生治療は下がってしまった歯茎を回復させて覆います。多くの方は、ご存知ないようです。歯茎が下がってしまって気にされている方は、知っておいたほうが良い治療法だと思います。
歯茎の再生治療は、皮膚の移植を伴う場合の多い治療方法です。ただ、皮膚の移植と言っても傷跡がひどく残ってしまったり、色が大きく変わったりはしません。
また、単に見た目の改善だけではなく、歯の周囲組織を強力に回復しますので、歯周病の予防にも有効です。
歯茎の再生治療例

お写真では、歯茎が下がってしまって、歯の根っこが露出しています。少し色が黄色い部分が歯の根っこになります。
左側の前歯3本だけ歯茎の再生治療を行うことになりました。

歯茎の再生治療後半年のお写真です。
歯茎が下がってしまっていた部分の歯茎は回復して、歯の根っこを覆っています。特に色が変わって目立つわけではありません。
歯茎の厚みが増すことで、今後歯茎が下がりにくくなります。
歯茎の再生治療に関して詳しいページですので、最初から通してご覧いただくことをお勧めしております。
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お問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F
0120−25−1839
~歯茎の再生治療の注意~
お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。