奥歯の歯茎が下がってしまった場合再生治療をした方が良いかの判断方法とは

歯茎が下がってしまったのを放置した場合と歯茎の再生治療を行った場合のちがいは何でしょうか?
歯茎が下がってしまったのを放置した場合と歯茎の再生治療を行った場合のちがいは何でしょうか?

歯茎が下がってしまったのを放置した場合と歯茎の再生治療を行った場合のちがいは何でしょうか?というご質問をいただくことがあります。

 

一番のちがいは歯周病の予防ができるかどうかということです。

 

歯茎の再生治療をやら無い下がってしまった歯茎の多くは非常に薄い歯茎で、内部の歯を支える骨も薄いため、一旦下がってしまった歯茎が月日とともにさらに下がって歯茎や骨がなくなってしまいます。

 

再生治療を行った歯茎は厚みができるため、将来的に歯茎が下がりにくくなります。また、失われた一部骨や歯を支えるコラーゲンなども回復しますので、歯周病の進行を逆に戻すことができます。

 

特に、上の写真のように、下がった歯茎の位置が粘膜と呼ばれる赤い歯茎まで進んでしまっている場合は、歯茎の再生治療を行うことをお勧めしております。

 

歯茎の再生治療のページ


今回の患者さんの疑問まとめ

「歯茎が下がったまま放置していると、どうなるんでしょうか?」


そんなご質問を患者さまからいただくことがあります。歯茎が下がった状態をそのままにしておくと、何が起きるのでしょうか?そして、再生治療を行った場合にはどのような違いが生まれるのでしょうか?

 

大きな違いの一つは、歯周病を予防できるかどうかです。下がったままの歯茎は、とても薄く、内部の骨も脆弱です。そのため、時間が経つにつれてさらに歯茎が下がり、骨までもが失われてしまう可能性があります。特に、赤い粘膜部分にまで歯茎が下がってしまうと、歯を守るための構造が著しく弱くなります。

 

一方、歯茎の再生治療を行うとどうなるのでしょうか?再生治療では、歯茎に厚みを持たせることで、将来的に歯茎が下がりにくい状態を作ります。また、失われた骨や歯を支えるコラーゲンを部分的に回復させ、歯周病の進行を逆転させることが可能になります。厚みのある歯茎は、歯をしっかりと支え、健康的な状態を維持するための大切な役割を果たします。

 

特に歯茎の下がりが粘膜まで進行している場合、早めの再生治療をお勧めしています。この治療は、歯と歯茎の健康を守るだけでなく、見た目の美しさも取り戻す効果があります。

 

「放置するか、治療するか」――歯茎の未来を守る選択を、ぜひ一緒に考えていきましょう。当院では無料カウンセリングを行っております、お気軽にご連絡ください。

無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

JR神田駅北口より徒歩1分(東京駅の隣の駅です。)

0120−25−1839


~歯茎の再生治療の注意~

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。