歯茎が下がってしまっているけど、まだ何もしないで様子を見ている方へご参考になればと思います。
年々歯茎が下がり続けている場合、治療方法がわからないということもあるでしょうし、わかったとしてもどのレベルになるまで下がっても大丈夫かということがわからないかと思います。
今回、何年放置できるかという題でブログを書きますが、基本的に早ければ早いほど良いのですので、正直何年放置しても大丈夫という答えはありません。
矯正治療などで八重歯を並べたときなど、(元々歯ぐきが性てしまっている事もありますが,)歯茎が下がってしまっている事を良くお見かけします.
歯茎が下がってしまってもそのまま出良いのでしょうか?
しみる症状が無く、見た目も気にならないのであれば大丈夫とお考えの方も多いです。確かに軽度に歯ぐきが下がっていても大きな問題は起きない事も多いです.
それでは、どのような場合に歯ぐきの再生治療をお勧めするかというと、歯ぐきの下がり方が急でどんどん歯茎が下がってきている場合,歯ぐきの下がっている量が多い場合にお勧めしております.
歯ぐきの下がりが急な場合は、通常弱い歯ぐきの部分まで歯茎が下がってしまっているため、歯茎が下がりやすい上歯周病になりやすく、歯を抜く事になるケースもあります.
また、歯ぐきの下がっている量が多い場合は磨きにくくなりますので、やはり歯周病にかかりやすくなってしまい、歯の先端まで歯周病になると歯を抜く事になってしまいます.
歯ぐきの下がってしまっている方は定期的にお写真をお撮りするなりして歯ぐきの経過を確認される事をお勧めしております.
歯茎が下がってしまっても歯ぐきの再生治療で治せる場合もあります.歯ぐきの再生治療に関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させて頂いております.クリックしてご覧ください.
歯ぐきの再生治療のページ
お問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F
03−3251−3921
~歯茎の再生治療の注意~
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込み)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。