歯周病専門医について


歯周病治療をしっかりとやっている歯科医院は全体の3%以下といわれています。
しかしながら、歯周病治療をやっていないという歯医者はいません。
つまり、97%の歯科医院では歯周病は治りません。
見極めるポイントとして、まず検査が挙げられます。
歯周ポケット測定といって歯と歯ぐきの隙間の深さをプローブという器具で測定することは不可欠です。
それから、細かいレントゲン写真も撮る必要があります。
まず最低でも以上の検査は必要です。

 

また、外科的な方法で歯周病を治療しているかも、重要なポイントです。

 

歯周病は、初期の歯周病であれば、歯石を取り残すことはまずないのですが、重度の歯周病で、歯周ポケットが深いものは、外科的に歯茎を開いて歯石を直接見てとらないとしっかりと取りきれません。

 

歯周病の治療を専門的ににやっていないところでは、衛生士の人が歯石を取って、後は経過を見るということが多いと思います。これでは、歯周病が悪くなるのを待っているようなもので、よくなることは少ないでしょう。一見歯茎の腫れが引くので治ったように見えても歯周病は進行し通けてしまいます。

 

しっかりと歯茎の中の歯石を完全に取るには最低でも外科的に歯茎を開かなくてはいけません。

しっかりと外科的な歯周病治療を行っている病院は非常に少ないです。

 

また、歯石を取るときは拡大鏡の使用をしたほうが良いと思います。見落とす可能性が下がります。